Bスポット療法士のブログ

慢性上咽頭炎とはどのような病気なのか?その治療であるBスポット療法とはどのようなものなのかをお伝えするブログ

Bスポット療法が自律神経系に及ぼす効果について

いとう耳鼻咽喉科の伊藤宏文先生がポスター演題を発表されるので行ってきました

第2回臨床自律神経Forum@川崎産業振興会館

 

 

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伊藤先生は大学医局時代に自律神経に関する基礎的研究をされていただけあって

 

「上咽頭擦過治療の自律神経的な効果を科学的に証明しよう!」

 

と思えば

バックグランドがあるんで出来ちゃうんだと思います

…まあ茂木立は生理学的な研究をしてないので発想もでないし手法もない💦

(何をやったかというと…蝸牛蓋膜の微細構造の研究…いいねそんなの)

 

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※ポスターの前で質問にお答えしている伊藤先生

 

 

伊藤先生の発表を簡単に言うと

「上咽頭、特に天蓋を刺激すると副交感神経刺激となる!」という事です!

 

 

慢性上咽頭炎患者さんの多くはストレス多く交感神経優位になっていて

 

まあ、EATされる直前は

「痛いことされる!」「嫌だなぁ」

と思っていて、まあこれも交感神経優位になるんだけど

 

EATすると副交感神経を刺激することで~体が副交感神経優位になる

それすなわちEATの臨床効果の1つを科学的に証明したことになるのね!

 

 

初回EAT施行後に

「先生!EATした後に3~4時間くしゃみ鼻水がとまらなかった!」

と言われることが多いんだけど

咽頭と違って鼻にとっては副交感神経刺激をすると「くしゃみ、鼻水」になるので

まあ間接的にEATで副交感神経刺激を身をもって実感している1つの症状だと思います

 

けどそれはそれで

自律神経失調状態!という事も言えるので…

処置を続けるとそのうちだんだんそういった症状も出なくなり…

それ即ち自律神経失調も整ってきたという事です

 

 

 

今回の伊藤先生のご発表は

咽頭擦過治療の特に『天蓋擦過』の必要性、重要性の1つだと思います

 

 

伊藤先生とポスターの前でツーショット写真を撮って頂きました

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★現在以前から茂木立がいっている「慢性上咽頭炎ととある細菌との関連性」については現在論文作成中で

論文が受理されたらまあ1つのエビデンスになるので

その内容については受理されたら~ブログに書くことにしました!

 

いま本業の論文も書いたりしていて

また言い訳ですけど日常診療も多忙を極めており

以前のようにブログが進んでいませんがご容赦ください~

11月1日からの慢性上咽頭炎の初診患者さんの対応について

今までは金曜日午後の専門外来でない一般の外来でも適宜診察していましたが

 

平成29年11月1日(水)より

「Bスポット療法希望」・「慢性上咽頭炎の診断希望」の患者さんで

『初診』の患者さんは金曜日午後の専門外来をご予約ください。

 

Bスポット療法を希望される患者さんが多いのと

初診時には診断含めて耳鼻咽喉科一般診療の患者さん以上に診療時間がかかるため(内視鏡診断・内視鏡下のBスポット療法)です。

 

「Bスポット療法」・「慢性上咽頭炎の診断」希望の初診患者さんで(当院はじめて)

で一般外来を受診された場合は

受診時に金曜日午後の専門外来を予約して頂くことになりますのでご了承ください。

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9月29日 EAT専門外来から

EATとは上咽頭(Epipharyngeal)擦過(Abrasive)治療(Therapy)の略です

 

今後はBスポット療法と言わずEATと言いますのでお願いします!

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じゃあ…

Bスポット療法士ではなく上咽頭擦過治療士かというと…💦

 

 

 

今日のEAT専門外来は

新患1名、EEAT13名と、多くは3か月目の評価の患者さんが多かったです

EEAT Endoscopic EAT で内視鏡下の上咽頭擦過治療です

 

 

症例1 40歳女性 IgA腎症

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40歳女性、人間ドックで血尿指摘され精査の結果IgA腎症の診断
扁摘、ステロイドパルス2クール施行

尿蛋白2+、尿潜血±

慢性上咽頭炎を疑う症状がない患者さんでしたがEEATで著しい出血を来しました

 

3か月EAT施行し
尿蛋白±、尿潜血±

EEAT施行しましたがまだまだ出血します
咽頭炎が残っている = まだまだ尿所見が軽快する!
という事だと思います

今回はモード1の所見に説明を加えてアップしてみました

 

 

症例2 新患27歳女性5年前からの後鼻漏

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耳鼻咽喉科受診も問題ないと説明されています
慢性上咽頭炎の診断目的にいらっしゃいました

 

モード1で

顆粒状変化、粘膜下出血、粘膜腫脹

を認め内視鏡的にも慢性上咽頭炎の所見です

 

堀口先生の定義は塩化亜鉛の塗布擦過で出血し、患者さんが疼痛を自覚する!も満たしています

まずは近医EAT施行クリニックで加療を勧めました

 

患者さんの多くは

「慢性上咽頭炎かどうか!?」

と受診されますが…

 

いままで患者さん自身で「自分は慢性上咽頭炎では?」と

考えて受診して

違った患者さんはせいぜい3~4人程度とほとんどいません

ですのでEAT希望の患者さんは

最初から

「EAT希望!」

と問診票に書いて頂いた方が…早いかも…

 

 

 

症例3 34歳女性 上咽頭の乾燥感 息苦しさ

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EAT施行2か月目の患者さんです

主にセルフEATをされている患者さんです

 

EAT施行も粘膜は白色化するのみで出血しません

この所見を田中亜矢樹先生が

 

即時型白色化現象 Immediate whitening phenomenon

 

と命名しました

咽頭内視鏡所見を見慣れると色々わかってくると思います

 

 

症例4 59歳男性 主訴後鼻漏

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近医EAT施行クリニックでEAT施行も後鼻漏軽快しない事で当院受診されました


遠方のため月1回の経過観察としています

基本は自宅でのセルフEATですが

まず最初の1カ月はみなさんに留置法を勧めています


この所見はセルフ1か月後の所見です

留置法をしばらくしていると
直綿棒の先が上咽頭に留置される部位に痂疲が付きやすくなります

次の1カ月目はだいぶセルフEATが出来るようになるので
天蓋の塗布を内視鏡下に指導します

 

以前は曲げた綿棒で天蓋を塗るように指導しましたが
今回の方法の方が天蓋を強く塗れると思われます

また1か月後に内視鏡下に評価します

 

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直綿棒を挿入すると上咽頭中央に綿棒は来ます

 

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綿棒の先を上方に押し当てるようにして

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だいたい1cm位出し入れする感じで上咽頭上方に塩化亜鉛を塗布します

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詳しくは動画で確認してください

 

外来では内視鏡下に自分がどのあたりを塗っているかがわかります

 

 

今後のブログ

特にEAT専門外来については

何かトピックスがあったらアップするようにします

 

慢性上咽頭炎の内視鏡所見

秋の学会研究会シリーズひと段落しました

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今まで…ご紹介いただいた内科の先生に何の説明もなくE-EATの所見を動画で送っていたり…

このブログでも上咽頭炎のE-EAT動画をアップしていましたが…

 

今回の学会・研究会で100枚以上のスライド作成をしており

今後そのスライドからE-EAT所見を見るための一助をアップできればと思います

 

第一弾!

 

再度になりますが

今後は「Bスポット療法」「内視鏡下のBスポット療法(田中式)」ではなく

 

咽頭擦過治療 : Epipharyngeal Abrasive Therapy

内視鏡下の上咽頭擦過治療 : Endoscopic Epipharyngeal Abrasive Therapy

 

で統一しますのでよろしくお願い致します

 

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自撮り動画とスライドをリンクさせたものを作り直しました

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上咽頭炎研究会

関西には上咽頭炎研究会なるものがあって

実は数年前からその存在はネット検索で知ってたんだけど…

 

クローズドの会‼️

じゃあブログに書いたら💦

今回で6回目

 

 

田中亜矢樹先生も講演されるんで来ました

 (なのでお願いして参加できた)

 

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いいなぁ✨西にはこう言った会があって

 

やっぱり

EAT(Epipharyngeal Abrasive Therapy :上咽頭擦過治療;Bスポット療法)

は西の方が進んでる感が拭えない

 

 

負けてらんないよ〜

(勝ち負けじゃないね)

 

ほんと他の先生がどういった手技してるか等

他の先生方とお話できる機会があるのはほんと有り難い

 

この前の第5回病巣疾患研究会で萩野先生がおっしゃられていたが

 

今後は耳鼻科医ならば

EーEAT

Endoscopic Epipharyngeal Abrasive Therapy

が基本手技❗️

とすべきだと…思う

 

第30回 日本口腔咽頭科学会

金沢行って来ました〜

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耳鼻咽喉科の学会で口腔咽頭に特化した学会ね

 

咽頭炎の群は

大阪市大耳鼻科の先生

大野芳裕先生(福生市 大野耳鼻咽喉科)

茂木立

金泰秀先生(神戸市 きむ耳鼻咽喉科)

の4題で〜

 

金先生の共同演者は大阪の西田先生や塩見先生で

西田先生は去年の口腔咽頭科学会で発表されてるし

 

あと

 

大学病院の先生方からの発表があるのが嬉しいというか

大学病院で研究が進むと広がっていくと思うし

 

1つ前「口蓋扁桃摘出術とIgA腎症」の群でも

大阪市大耳鼻科の先生が「IgA腎症の上咽頭所見」を発表されたり

名古屋市大耳鼻科の先生がBスポット療法についても触れられて

(名古屋市大腎臓内科はIgA腎症の患者さんにBスポット療法してるし)

 

大阪市大耳鼻科はまあ田中亜矢樹先生の出身だからね‼️

 

終ってスリーショット

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今後とも「上咽頭炎」の群を継続したい

第5回日本病巣疾患研究会の話

田中宏明先生(福岡市 田中宏明クリニック)

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内科(消化器)の先生でBスポット療法をしてる先生❗️

経鼻内視鏡所見、重症度のグレードを発表されました

 

 

伊藤宏文先生(船橋市 いとう耳鼻咽喉科)

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塩化マグネシウムによるBスポット療法を報告され〜

塩化亜鉛よりは効果は劣るも痛くない⁉️のが〜いいみたい

大学病院時代に自律神経の研究をされていただけあり、Bスポット療法と自律神経の効果についても言及されていました

 

 

大野芳裕先生(福生市 大野耳鼻咽喉科)

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堀田先生をして「日本で一番慢性上咽頭炎の患者さんを診療している」といわしめた先生~今年も年単位での治療成果をご報告されました

 

 

 

田中亜矢樹先生(大阪市 田中耳鼻咽喉科)

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前から何度もご紹介している日本一のBスポット療法士

 

今後はBスポット療法ではなく

 

Epipharyngeal Abrasive Therapy(上咽頭 擦過 療法)でEAT

 

内視鏡下のBスポット療法は

 

Endscopic Epipharyngeal Abrasive TherapyでE-EAT

 

という名で統一する!という提言をされていました~