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Bスポット療法士のブログ

慢性上咽頭炎とはどのような病気なのか?その治療であるBスポット療法とはどのようなものなのかをお伝えするブログ

口呼吸の是正 再登場

外来で説明するとき…はてなブログ重たいので…すぐここに来ない!!?

時々同じ内容のアップを繰り返させていただきます

 

慢性上咽頭炎の方はストレス多く交感神経緊張状態になっていることが多いです

知らず知らずのうちに口呼吸になっています

それを改善することも治療の1つです

 

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気付いたらやってみてください

「あっ口呼吸してたかも!?」とか

「のど乾燥してきた!」

と思ったらこれを3回やってみてください

 

 

最初の頃はマスクをして、マスクしている最中に上記呼吸をしてください

マスクについては諸議論あり…

マスクをすると口の周りが加湿され、自分が口呼吸をしていることに気づかない可能性もあるようです

 

舌をだすと歯形(歯痕)がついている場合は

知らず知らずに口呼吸をしてい「た」可能性があります

 

 

ブログ休んでいる訳 ①

ほんと忙しく…

ゴールデンウイーク前後は結構沢山の患者さんいらっしゃって…

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 とある日の1例…

 

 

あ〜そうじゃなく

診療しながらも学会活動してるので〜

5月は後半に2本‼️

診療終わってスライド作り

 

前から言ってるけど基本はふつーの耳鼻科医なので…

 

あ〜今後Bスポット療法の患者さんが日常診療で何%位か

まとめて発表しますが

 

今日1つ終わった💦

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広島滞在13時間の旅💧

 

来週はいよいよこのブログに関係する発表で⁉️

 

だから…関係ないこのネタは…

後で消しとくね〜

慢性上咽頭炎とは

Bスポット療法は上咽頭(鼻の奥、のどの上)に1%の塩化亜鉛を塗布する治療で

東京医科歯科大学耳鼻咽喉科教授の堀口申作先生が開発し行っていた治療です

 

この治療の対象となる疾患が「慢性上咽頭炎」です

 

では慢性上咽頭炎の定義ですが

これも現時点ではまだ堀口申作先生の定義を用いさせて頂いており

 

『一見正常な上咽頭も塩化亜鉛の擦過治療によって著しい出血を認め、患者は疼痛を自覚する疾患』

と定義づけられています

 

堀口先生は当時上咽頭を「鼻咽腔」と呼んでいてBiinkuの頭文字をとってBスポット療法を名付けた模様です

また堀口先生は当時慢性上咽頭炎を「鼻咽腔炎」と呼んでいました

 

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※堀口申作、鼻咽腔炎とその合併症、臨床と研究47巻12号より

 

 

 定義の例です

一見正常と思われる上咽頭ですが

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塩化亜鉛を上咽頭に塗布すると…

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容易に出血します

出血が多いほど上咽頭炎は著しいと考えられます

 

疼痛は患者さん自身の症状であるため人によって異なります

 

 

現在は慢性上咽頭炎内視鏡診断も進んでおり先ほどの「一見正常と思われる…」も

内視鏡の特殊光観察機能で慢性上咽頭炎特有の所見を見出すことができます

この内視鏡診断は主に田中亜矢樹先生(大阪市 田中耳鼻咽喉科)によって報告されています

 私がよく「田中式」と言っている「内視鏡下のBスポット療法」の先駆者です

 

再度この定義を再考する時期が来ていると思われます

それは堀口申作先生がBスポット療法を行っていた当時と異なり内視鏡の技術がかなり進んだだめです

 

これらの定義などはやはりBスポット療法を主に啓発している日本病巣疾患研究会を中心に今後発信されると思われます

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またこの治療は…

jfir.jp

以下一部コピペ

『尚、塩化亜鉛を塗布しないと炎症部位に対する収斂作用はありませんが、薬液をつけずに綿棒で上咽頭壁を擦過するだけでも慢性上咽頭炎がある場合は瀉血効果と迷走神経刺激効果は期待できます。それ故、塩化亜鉛を使うことに抵抗感がある方は薬液をつけない上咽頭擦過治療という選択肢もあります。 このような点を留意し、Bスポット治療を行うのは原則として「医師に限定すべき」と私たちJFIRは考えます。

堀田 修(NPO法人日本病巣疾患研究会理事長)』

 

個人的にもこの考え方には賛同し、医師が行うべき治療法だと思います

 

以前のブログ「Bスポット療法とは」を一部改変してアップしました…

Bスポット療法専門外来 4月28日版

今日のBスポット療法専門外来は

新患5人、田中式5人、栄養療法2人、高濃度ビタミンC点滴1人、再診6人でした

 

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今日の新患の方の多くは川崎市の方と東京でも世田谷区の方だったので…近場!

浦和市の方いたけど…

 

 

 

症例1 42歳女性 1か月来の後鼻漏

風邪をひいてから後鼻漏が軽快しないのが1カ月続いたため

慢性上咽頭炎をご自身で考えて当院を受診されました

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受診までの期間が早いので、やはり治る期間も早いと思っています。


出血は軽微、先日から話をしているとある細菌の血液検査の結果がでるまで処置はしますが

ほぼ3ヶ月で卒業された症例です

 

 

処置を開始して1カ月で「少し軽快したかな!?」程度

2~3ヶ月までの途中は「あまり変わらない!?」とおっしゃる方がほとんどです

約3ヶ月の処置で上咽頭の免疫が変わると堀田修先生も書籍でお話ししていますし


 

個人的にもそう思います

 

不安や焦る気持ちもあるとは思いますが

処置を一度始められた患者さんは継続することが大事ですので

頑張って続けてください

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慢性上咽頭炎ヒヤリハットその後1

先日の症例70歳女性覚えてらっしゃいますでしょうか?

咽頭処置時に拍動性の血管があった患者さんです

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MRIを撮ったところ

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狙った動脈は違いましたが

椎骨動脈の動脈瘤を認めました

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たしかに椎骨動脈は左右差あって

右側の方が太かったりしますが…

 

動脈瘤が破裂するとくも膜下出血の原因になりますし

椎骨動脈の動脈瘤が破裂し脳幹レベルの虚血を来すとワレンベルグ症候群など

嚥下障害を来す部位です

 

今回は結果的に動脈瘤が見つかり良かったと思われます

処置中に破裂したらと思うと…

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Bスポット療法専門外来4月21日版

今日のBスポット療法専門外来は

新患4人、田中式7人、再診9人でした

 

新潟県新潟市の方が一番遠方でした

埼玉県鴻巣市の方もいますが~2倍以上遠いですね…

 

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症例1 47歳女性 主訴 のどの奥の違和感、乾燥感

20歳代からのどが弱かった様です

気圧の変化に弱く、めまい、全身倦怠感を自覚しています

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軽めの塗布でも著しい出血を来しました

一部止血処置を行いました

 

遠方でそう頻回に受診できないためセルフBスポット療法を少し練習して頂きました

セルフは基本的には経鼻法をお勧めしています

最初から天蓋を狙うのではなく留置法で5分綿棒をとどめて

抜くときに堀田先生の様に左右綿棒を回転させて抜いていただきます

 

 

 

 

症例2 47歳女性 主訴

2週間前からの痰が切れない、後鼻漏、鼻の乾燥感、のどの違和感を主訴に当院を受診されました

鼻内はきれいで…

約1カ月抗生物質などの内服治療をしましたが軽快ないため田中式で評価しました

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出血を来し慢性上咽頭炎の診断でした

他のBスポット療法をしていない耳鼻咽喉科医と同じ対応だったのかもしれません…

 

また初診時の所見は…

少し前から言っている慢性上咽頭炎の原因と言われてる細菌…

AとBありますがBタイプですね…

 

Aタイプは粘膜がはがれるように出血します

Bタイプは筋肉質のもりもりしてる感じの上咽頭炎でじわじわ出血する感じです

 

個人的にBタイプの方は最初から抗生物質の治療をするようにしています

Aタイプは上咽頭にいるのですが、Bは感染が続くと気管支ほか上咽頭とは別の場所にいるんだと思っています

 

3ヶ月のBスポット療法でだいぶ良くなっていますがもうしばらく治療を続けます

 

 

 

 

症例3 49歳男性 主訴鼻閉

歯科治療中に体が水平になると鼻閉が悪化し治療が続かなくなるようです

歯科の先生にBスポット療法を勧められ当院受診されました

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田中式を行うと出血します

咽頭の中から上部は正常例!とされる所見です

天蓋に炎症があるタイプです

 

最初の訴えではなかなかBスポット療法の適応外かな!?と思いましたが…

 

「もしかしたらその症状以外に気になってる症状が軽快するかもしれませんね」

と説明すると

「そうそう後鼻漏あります!あります!」

と…

 

しばらくBスポット療法を行い経過観察します

 

 

 

症例4 54歳女性 主訴 朝の痰、風邪を繰り返す

4年前にもBスポット療法を行い一度治癒されています

その後、再び朝の痰が続くようになり再度Bスポット療法目的に受診されました

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Bスポット療法で出血します

 

以前通院されていた患者さんだったので

「専門外来を作られたんですね!」

と驚かれていました

 

以前の茂木立と違うのはもう1点

内視鏡でBスポット療法を行う」

事ですかね

 

以前は塗られることなかった「天蓋」を塗られ…同部位に著しい疼痛を認めました

 

天蓋の件は以前から話していますが

当院のBスポット療法は簡易式を主に行っていたため

患者さんは初めて天蓋が塗布された様で疼痛著しかった様です

 

またとある細菌感染についての仮説も説明し…この点も4年前とは異なっています

 

 

 

症例5 41歳女性 主訴1年半前からの後鼻漏

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咽頭やや右上に腫瘤?認めます

OEで悪性所見ではなさそうです、乳頭腫でもなさそう

粘膜の腫脹?

腫瘍としても良性が考えられるのでBスポット療法でどう変化するか経過観察します

 

 

 

症例6 27歳女性 IgA腎症

20歳でIgA腎症の診断、扁摘ステロイドパルスを行われています

以前にも動画アップした患者さんです

今回入院で追加ステロイドパルス療法施行され、昨日退院し当院再診されました

入院中もBスポット療法をされていた様です

 

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経過でみるとわかると思いますが

アデノイドも収縮しています

田中式を行いましたが出血も軽微になっています

 

アデノイドの追加切除を考えた症例ですが

ここまで収縮すると手術できる大きさでないため

Bスポット療法で更にアデノイドも縮小させるしかありません

 

 

 

症例7 44歳女性 主訴IgA腎症疑いでBスポット療法希望

尿潜血3+ 尿蛋白2+

腎生検前ですがIgA腎症の疑いで腎疾患治療前にBスポット療法を開始し、3か月経過したため田中式で評価しました

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ほぼ出血しない上咽頭炎ですね

これで尿所見が軽快すると扁摘ステロイドパルスも経過観察になってしまうかもしれません

もちろん専門性があるので腎臓内科医が最終決定をされると思いますが

 

Bスポット療法専門外来でした

トーンワルト病の患者さん

症例 29歳男性 3~4年来の後鼻漏

 

マクロライド少量長期投与を施行するも変わらず
近医でアレルギー性鼻炎の診断も後鼻漏軽快せず


よくあるエピソードで…

 

内視鏡で評価すると慢性上咽頭炎!なのでBスポット療法をしましょう!
という事になりますが

 

初診時の田中式ではそう上咽頭炎無く…


ご本人の希望あるため3ヶ月のBスポット療法を行いました

 

3ヶ月施行後の後鼻漏症状はVAS10→10と変化ありません

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初診時の炎症所見がそうないから!?とも思いましたが

2回目の田中式で
『トゥーンワルト病』
でした

慢性上咽頭炎の併発もあります

慢性上咽頭炎は所見上はむしろ悪化?変化なし!?の状態でした

 

慢性上咽頭炎の原因とされる細菌に対する抗生物質の内服を開始しました

また天蓋の擦過がたりないため今後のBスポット療法では天蓋をメイン行います

 

初診時にはわからなかったが経過でトゥーンワルト病とわかった1例でした


3か月後また報告します

 

 

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