Bスポット療法士のブログ

慢性上咽頭炎とはどのような病気なのか?その治療であるBスポット療法とはどのようなものなのかをお伝えするブログ

鼻うがいは上咽頭を洗っているか!

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みらいクリニックの今井一彰先生が

「鼻うがいは上咽頭を洗っているか!」

の動画をYouTubeにアップされました

 

youtu.be

 

今井先生は発信力がありますよね~

 

言葉も大事ですが動画もほんと有用だと思います

 

 

この鼻うがいは

NielMed(ニールメッド)のサイナスリンスですね

 


 

 

今井先生の新しい本!


 

 

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ベロとあしゆびをのばして免疫力アップ!息育と足育のみらいクリニック

堀田修先生のドイツでのご発表がYouTubeでみれます

堀田修先生のご発表が見れます!

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純日本製のBスポット療法が初めて海外に発表された記念すべき御演題です。

またBスポット療法について海外誌にアクセプトされたのは堀田先生のみだと思います

youtu.be

 

 

いま自分がやっている臨床研究が

海外誌にアクセプトされたらいいな~

 

まえのブログで言ってた…

相田先生が病巣疾患研究会の件を堀田先生ににメールしてくださった時

~こんとき

 

 

関係ないけど

堀田先生の防衛医大後輩で

耳鼻咽喉科では嚥下障害診療の権威大前由紀雄先生は~

うちらのことを

シビリアン(civilian)って言ってたけど…

堀田先生は~どうなんだろう…

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堀田修クリニック | 宮城県仙台市の内科医院。内科疾患全般・腎疾患・生活習慣病治療、臨時透析対応

 


 

 


 

 


 

遅発性フードアレルギー検査の誤解

アレルギーの専門医だったので!?
RAST(アレルギーの血液検査)で陰性もアレルギー様の症状がでるのは何でか!?

 

出会ったのがアンブロシアのホームページ

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www.ambrosia-kk.com

※当時のHPとは異なってると思います

 

 

普通の診療でアレルギーの検査というのはIgE抗体というのを測ってるんだけど

これはIgG!

 

この検査は栄養療法を色々する前からやっていて機序はともかく除外することで時間が経ってから起こるアレルギーを抑えることが

できると考えてた

くしゃみ、鼻水や蕁麻疹などのアレルギーは即時型といってすぐ起きるアレルギーで

これは摂ってから24~48時間で起きるアレルギーなんです

 

これらについての代表的な著書は澤登先生と上符先生の本が有名ですかね

 


 

 


 

 

 

 

除外食を食べることでアトピー性皮膚炎を治そうと思ったのか!?

先日の事だけどアレルギー学会からこの検査についての報道があった

www.jsaweb.jp

 

以前小さな会で

とある大学病院小児科の准教授に

「先生はこの検査をどう思いますか!?」

と聞いたところ…

 

『詐欺、意味なし』

だったけど…

 

 

 

結局のところは小腸の炎症の有無を見ているので

 

これはHPにも載せている結果なんですが

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卵を食べたり乳製品を食べてもトラブりません

アワビや牡蠣を食べると~

片頭痛になります(が必ずしもそれがこの検査陽性だから!とは言えない)

 

何が言えるかというと

腸炎を起こしていて

それにより一部の蛋白が腸粘膜を濾出しそれにより抗体を産生している!

すなわち腸炎の評価!ということになります

 

原因物質を除去するのは小腸炎をおこしづらくなるので良い事ですけど

それは原因治療であって根本治療ではありません

根本治療は腸内フローラをよくすることです

 

本来は他の検査も併用すべきですが

この検査をして腸炎を認めるという事は

腸内フローラを悪くする理由がいくつかある!

ということです

 

自分もリーキーガット症候群になって

それはそれは辛い日々を送りました

 

 

多くの症例を経験して

Bスポット療法のみで軽快しないのは!??

慢性上咽頭炎以外の慢性炎症の存在も考慮に入れなければなりません

 

慢性上咽頭炎 慢性副鼻腔炎 慢性扁桃炎 歯科領域の慢性炎症 小腸炎

 

何度もいいますが副腎疲労の理論…

他の慢性炎症にコルチゾールが使われているので

なるべく多くのコルチゾールを上咽頭炎に用いることが出来れば

慢性上咽頭炎を完治させることが出来ると考えます

 

宮澤賢史先生とジャック・チャレム による共同執筆論文

免疫グロブリンG(IgG)フードアレルギー:有用性に議論の余地なし」

 

栄養療法をやっている先生方の論文が

世の中の方々の(というよりは医者)の目にとまらないので

エビデンスなし」

になってしまうんだと思います

Bスポット療法専門外来 2月24日版

ここ最近「専門外来」の予約がなかなか取れない状況だったようですが

今日は余裕をもってBスポット療法専門外来を行う事が出来ました

 

新患2人

再診で田中式2人

再診16人

 

でした

新患は横浜市の患者さんと藤沢市の患者さんでした

 

症例1 29歳男性 主訴は3年来の後鼻漏

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出血はしませんでしたが天蓋方向は即時的白色化現象を来し

擦過することで同部位の著しい疼痛を自覚されました

トゥーンワルト部位(上咽頭中央)はまだまだ出血を来し炎症が残っているようです

他院でBスポット療法歴があり後鼻漏はVAS3であり

天蓋方向の擦過を中心にもうしばらくBスポット療法を行えば

治癒するものと考えます

 

 

症例2 47歳女性 主訴は上咽頭に粘液みたいなものが張り付く、痰

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1か月前に風邪をひいて、それから上咽頭に粘液みたいなものが張り付いて

軽快しない事を主訴に当院を受診されました

咽頭炎の分泌物は鼻水などと異なり、そう大量に分泌されないので

こういった訴えになることが多いと思われます

分泌物が集まって重力で中咽頭方向に落ちることで後鼻漏と自覚されるんだと

思います

 

ネット騒がれている「処置は痛い!」事を心配されていたので

やさしく擦過しましたが

咽頭左はやさしい擦過でも著しい出血を来しました

 

 

症例3 47歳 女性 主訴は鼻閉、側頭部痛、前頭部痛

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初回Bスポット療法施行時は上咽頭は全体的に著しい出血を来しました

 

3ヶ月のBスポット療法を経て治療効果目的、頭痛に一致する上咽頭の疼痛部位

検索目的に田中式を行いました

 

左側の側頭部痛、左の前頭部痛を自覚されています

鼻閉はBスポット療法で軽快傾向にあります

 

咽頭の擦過で右上咽頭もまだ出血し炎症が残っているものと考えます

 

左側頭部痛の疼痛部位を検索したところ

咽頭左上に疼痛部位が一致したため同部位の擦過を丹念に行いました

 

堀口申作先生は前頭部痛は軟口蓋背面の放散痛と報告されており

同部位を擦過しますが

今回は残念ながら前頭部痛に一致する部位を探すことはできませんでした

 

もうしばらくBスポット療法を続けます

 

 

症例4 36歳女性 上咽頭がかゆくなり咳が出る

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当院で一番Bスポット療法歴が長い患者さんの1人です

平成26年12月から約9カ月簡易式を行い一時症状軽快しました

経過観察したところ約1か月で再燃され

平成27年10月から

簡易式25回 留置式12回 行い

評価目的に平成29年11月に田中式を行いました…が著しい出血でした

 

更に3ヶ月天蓋方向を中心にBスポット療法を行い

本日評価目的の田中式を行いました

 

他の治療法も併用したおかげか

だいぶ粘膜出血を抑えることが出来ました

もうしばらくBスポット療法を続けます

 

「他の併用した治療法」…は本年5月に行われる学会で発表したあとから

ブログ等で報告いたします

 

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頭痛の部位と上咽頭の炎症部位が一致した症例

堀口申作先生は著書「Bスポットの発見」で

頭痛(片頭痛)と慢性上咽頭炎の関連について書かれています

 

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今回「片頭痛発作」時に当院を受診した患者さんで

頭痛の部位と上咽頭炎の炎症部位が一致した症例がありました

 

頭痛や上咽頭痛の部位が塩化亜鉛の擦過で出血する部位と一致することは多いです

 

内視鏡下にBスポット療法をしていて

出血が著しい部位を再度擦過し

「ここ痛いでしょう!?」

と聞くと

「そこです!!」

 

 

 

 患者さんの頭痛は右側頭部から頭頂部でした

再診時には頭痛なく

また上咽頭を塩化亜鉛で擦過しても出血しませんでした

 

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 ※動画を再編集しています(29年2月21日アップのものと異なります) 

 

 

 

堀口申作先生は頭痛(片頭痛)は慢性上咽頭炎の放散痛・関連痛と報告しています

 

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※この図は「頭痛と鼻咽頭炎」堀口申作 日耳鼻65巻 p1360~1367 1962年

 から引用しました

 

堀口申作先生はこの論文の結語で

『頭痛を主訴又は併訴として訪れた患者32例について 全例に期確な鼻咽腔炎(一部は下鼻遂炎)の存在を確認し この部の局所治療のみによつて頭痛を根治せしめ得た なおこの際 鼻咽腔各部の触痛挫炎症は頭痛各部位と密接なヌ寸応関係を示し 局所治療のみにより鼻咽腔炎の治癒と平行して頭痛も消失して行くのを認めた』

と述べています

 

頭痛の部位と上咽頭炎の炎症部位が一致し

塩化亜鉛の擦過で同部位に著しい出血を来しました

 また

片頭痛の症状がない再診時にBスポット療法を施行しましたが出血しませんでした

 

頭痛と慢性上咽頭炎の関連を説明できる動画だと思われブログでアップしました

 

 

Bスポット療法を行うも出血しない症例って

とあるサイトで質問されて~

 

「出血する症例ばかりだけど Bスポット療法をするも出血しない症例ってあるの」

「炎症がない人は本当に痛みはないのだろうか」

「擦ればそりゃ痛いししみるだろうっ」

 

 

 

 

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塩化亜鉛の塗布(擦過)すると上咽頭粘膜が白色化します

この現象を「即時的白色化現象」といいます

 

多くの症例の粘膜は白色化しながら出血します

 

長期間Bスポット療法を行うと線維化したような上咽頭粘膜になります

これは「経時的白色化現象」といいます

 

これらの内視鏡的な所見は田中亜矢樹先生により命名されています 

 

 

堀口申作先生は

「一見正常の上咽頭も塩化亜鉛の塗布で著しい出血(疼痛)を来す」

 症例を『慢性上咽頭炎』と診断しました

 

 

当院にBスポット療法目的も

咽頭処置をして

『出血なし!』『疼痛なし!』の患者さんは

基本的には慢性上咽頭炎の診断にはならないので

継続したBスポット療法を勧めません

 

ただし

帰宅後数時間疼痛を認めたり

処置後数時間~数日すっきり感あったがまた悪化した

 

症状がありご本人の強い希望があればBスポット療法を行います

 

この本は…

「Bスポットの発見」以上にプレミアムで~

なかなか手に入らないですね…

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Bスポット療法専門外来 2月17日版

本日の専門外来は

新患5人

田中式4人

再診10人

高濃度ビタミンC点滴1人 マイヤーズカクテル点滴1人

でした

 

一応…栄養療法もここでやることになってるので

 

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※この図は「Bスポットの発見 現代医学が取り残した難病の震源地」

堀口申作著 内の図を引用しました

 

 

今日の一番遠方は群馬県の方で…

 

先日の秋田県能代市はすごく驚きましたが

とある秋田出身の方が

能代は空港があるので!?東京に出やすいから別に溝の口来てもめずらしくない!」

…的な事をおっしゃってました

 

 

あと今日の新患のうち2名は

『他院でBスポット療法をしている』患者さんでした

2人とも大野式だった様です

 

※経口からのBスポット療法(のみの施行)を大野式と個人的に呼んでます

 

 

症例1 50歳 男性

以前からの鼻の奥の違和感、後鼻漏、耳閉塞(右>左)を主訴に受診されました

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患者さんによって症状が左右どちらか偏る場合があります

その場合

塩化亜鉛の擦過で出血するのは主訴と同側に一致することが多いです

 

今回耳閉塞感は右に強いようで

炎症も右側に偏っていた様です

 

田中式はまず

右から内視鏡 左から塩化亜鉛付き綿棒 を挿入し内視鏡下でBスポット療法を行い

 

その後

左から内視鏡を 右から綿棒をいれてBスポット療法を続けます

 

症例2 22歳 男性

主訴はアレルギー性鼻炎を治したい

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慢性上咽頭炎があるか知りたいですが…

やさしくBスポット療法をしてください! と言われました

ネットで「Bスポット療法は痛い!」と広がっている様です

 

塩化亜鉛の塗布で出血を来し慢性上咽頭炎を認めます

4月以降は関西に転居するとのことでそれまで当院でBスポット療法を行います

 

症例3 43歳 男性

他院でBスポット療法を行うも後鼻漏が軽快しない事を主訴に受診されました

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以前にもお話ししたかもしれませんが

経鼻のみ 経口のみ

では上咽頭の全範囲にBスポット療法が出来ていない可能性があります

 

田中亜矢樹先生(田中耳鼻咽喉科 大阪市)の功績の1つですが

内視鏡の帯域制限光観察により慢性上咽頭炎の画像診断が可能となっています

 

咽頭捲綿子では届かった上咽頭の天蓋には慢性上咽頭炎の所見を認め

塩化亜鉛の擦過により容易に出血しまだ炎症が残存していることがわかると思います

 

症例4 47歳 男性

この患者さんも他院でBスポット療法を行うも軽快しないことを主訴に受診されました

主に経口法でBスポット療法を施行されていたのと

セルフBスポット療法を行っていた様です

YouTubeを見ていて茂木立のアップをたまたま見つけ当院を受診された様です

大阪の田中耳鼻咽喉科までは行けないので…と

「田中式」って言う事まで存じていらっしゃいました

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右に凸の著しい鼻中隔弯曲を認めました

右鼻腔から内視鏡及び綿棒挿入が困難な症例で

そういった場合は同じ側の鼻腔に内視鏡及び綿棒を両方挿入して

Bスポット療法を行います

 

この方もご自身の違和感を感じる部位と塩化亜鉛で擦過した部位が一致し

同部位から出血を認めます

しばらくはそこを狙ったBスポット療法を行います

 

こういった症例も

田中先生が「内視鏡下にBスポット療法を行う事」

を啓蒙してくださったおかげで

難なくBスポット療法を行う事が出来ます

 

症例5 42歳 女性

1月後半からの熱発、咽頭痛、リンパ節炎、

頭痛を主訴に当院受診されました

その後解熱しましたが上咽頭痛のみ継続している模様です

近医耳鼻咽喉科で上咽頭炎を指摘され抗生剤処方もまだ違和感が継続している模様です

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塩化亜鉛の擦過で容易に出血します

この症例で上咽頭を上から下へ移動する空胞?

後鼻漏ってこういう感じで移動するんだぁ的な動きが取れたので

供覧して頂こうと思ってアップしました

 

症例6 61歳 女性

後鼻漏を認めるもいつからかわからないくらい昔からとのことです

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 簡易式で3ヶ月行い

評価目的に田中式を行いましたがまだまだ出血を認めます

それでも後鼻漏の自覚はVASスコアで10→5とのことです

更に3ヶ月Bスポット療法を施行し再度田中式で評価しました

VAS4ですがだいぶ上咽頭の炎症は取れてきており出血量も低下しました

 

症例7 52歳 男性

風邪を繰り返しており茂木立にBスポット療法を勧められ3か月行いました

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データがないので個人的な感触ですが

風邪を繰り返している方で茂木立がBスポット療法を勧めた患者さんは

はやく治療を開始したおかげか1か月~3ヶ月で軽快することが多い気がします

 

最近は遠方から数年来の後鼻漏(数年来の罹患期間)で受診されており

そういった方は3か月以上の治療期間が必要になってきそうです

 

 

 

とあるサイトで

「上咽頭、上咽頭とそこだけにこだわっている医師はそれしか見てないから

 上咽頭炎にこだわることが盲点になっている可能性がある!」

というご指摘を受けました

 

確かにそうです

 

慢性上咽頭炎・Bスポット療法にこだわる医師が少ない現状では逆に

自分は耳鼻咽喉科医としてこの領域にこだわって行こうと思っています

 

 

 

慢性炎症の原因は慢性上咽頭炎のみでない事はわかっているつもりです

 

1つの慢性炎症がなくなると他の炎症が治る可能性があります

 

否定される方もいますがこれは「副腎疲労」の考え方で

とある炎症が取れると他の炎症に使えるコルチゾールが増えるので

それが上咽頭炎以外にに使われれば困っている症状(病態)が軽快する

それすなわち免疫が上がった!自分で治った!自然治癒力!というわけです

 

なるべく金曜日の専門外来終了後に多くの症例のアップをしようと思っていますが

明日も激混み土曜日の診療がありますので

今日はこれにて失礼します