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Bスポット療法士のブログ

慢性上咽頭炎とはどのような病気なのか?その治療であるBスポット療法とはどのようなものなのかをお伝えするブログ

Bスポット療法をはじめたわけ

平成17年3月に開業して、その年はスギ花粉が大量に飛んだことで、開業して2週間もたっていない新規クリニックでもたくさんの患者さんがいらっしゃって…

 

 

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※ちなみにこれはうちのキャラクター「ふれっしゅ君」です

 

 

それはさておき、花粉シーズンが終わってもまあ順調には患者さんはいらしていただけるクリニックだったんだけど

 

 

後鼻漏を主訴に当院を受診した38歳だったかな、女性の患者さん…

 

後鼻漏の多くは「慢性副鼻腔炎が原因」としかトレーニングを積んでいない大学病院出の耳鼻咽喉科医にとっては

マクロライド少量長期投与と言ってクラリスロマイシンを常用量の半量で約3か月間経過観察する治療をして

症状が良くなるはずだと対応したが…

 

2週間ごと受診してもらって症状はどうですか?と聞くと

 

「変わりません」

 

それを2週間毎聞いてると…

 

 

鼻の中みてもそう悪い所見ないので

「CT撮ってみましょう」という話になり…

 

医療機器をたくさん揃えていると自負してるけど、CTやMRIはさすがにないし

 

けど近くにメディカルスキャニングというCTやMRIのみ撮ってくれる専門のクリニックがあって、CTを撮ってきてもらうと…

 

れいな副鼻腔!

とても後鼻漏が大変と思える所見でないため

 

「すごくきれいなCT、大丈夫、心配いりません!」と私がいうと…

 

「こんなに辛いって言ってるのに、全然よくならないし、CTきれいってじゃあ私の後鼻漏は何でなの!」って…

真っ赤な顔して怒られた orz

 

 

既往歴で骨腫瘍のオペ後で

まあその時はナーバスになってるんだろう!

としか思わなかった

 

その後も慢性副鼻腔炎の後鼻漏だろう患者さんが続く…

 

 

 

 

 

当時漢方を勉強し始めており半夏厚朴湯を

「それは精神的なことからくる症状なので…」

と言って処方する事が多かった

 

また

 

「それは逆流性食道炎と言って胃酸がのどまで上がってきて症状を来すんです…」

と言って胃酸を抑える薬を処方した

 

…治らない

 

 

 

以前に東京都老人医療センター(今は健康長寿医療センター)耳鼻科時代の、日大先輩の杉浦先生の事を思い出した

杉浦先生はBスポット療法と言って

(まあなぜ杉浦先生がBスポット療法をしていたか、あとから理由をきいて驚いたが)

綿棒で上咽頭に塩化亜鉛を塗る治療をしていたのを思い出した

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※この図は岡山市にある「みやはら耳鼻咽喉科」の宮原先生から許可を得て頂きました

 

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miyahara-online.com

 

早速1%塩化亜鉛のレシピを杉浦先生教えて頂いた

それと一緒に堀口申作先生の「Bスポット療法」の本まで貸して頂いた

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新規開業の割には多くの患者さんに受診され、準備した塩化亜鉛をつかう患者さんに出会うのもそう時間はかからなかった…

開業して1年目の夏

 

 

 

まあ最初はこんな感じでBスポット療法をはじめたのね~