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Bスポット療法士のブログ

慢性上咽頭炎とはどのような病気なのか?その治療であるBスポット療法とはどのようなものなのかをお伝えするブログ

Bスポット療法専門外来 part2

Bスポット療法 慢性上咽頭炎

どんな患者さんがBスポット療法専門外来を受けているか…

金曜日夜にはなるべく今日の専門外来の報告をしたいと思います

 

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※この表紙の本を持ってない!と思ってポチったら~違ったし

 

今日は

新患4例

田中式6例

再診12人

と合計22人ですが予約枠はいっぱいです

 

新患と田中式の患者さんは1枠

再診は3人で1枠と決めています

 

 

症例1 54歳 女性

主訴は後鼻漏です

平成28年5月からBスポット療法を続けています


後鼻漏54歳女性

平成28年5月初診で

まずは簡易式3ヶ月、軽快無いとのことで留置式3ヶ月行いました

田中式で評価したところ上咽頭天蓋付近からの出血を認めました

簡易式、留置式は上咽頭中央には効果ありますが

解剖学的に上方となると田中式を行うか

盲目的に綿棒をまげて天蓋を擦過するしかありません

さらに1か月施行した12月時点ではそう変化ありませんでしたが

更にさらに2か月施行した本日ではだいぶ出血は認めませんでした

 

症例2 52歳 女性

2年来の後鼻漏を主訴に当院を受診されました

堀田修先生の本を読んで当院を知った模様です


 

 

youtu.be

咽頭は一見正常ですが

Bスポット療法で容易に出血します

また擦過すると膿性の分泌物があるのがわかります

患者さんのいう粘稠度の高い後鼻漏は上咽頭からでているものということが

この所見でわかると思います

後鼻漏はたしかに慢性副鼻腔炎によるものが多いですが(ついでアレルギー性鼻炎

慢性上咽頭炎によるものがあるという説明ができる所見だと思われます

 

症例3 38歳 女性

Bスポット療法目的に受診された患者さんです

youtu.be

初診時は高度な慢性上咽頭炎でした

栄養療法は小池雅美先生が行っており腸の状態も軽快しています

歯科金属はアマルガムではないですがセラミックに変えています

3ヶ月経過し本人の全身状態は良くなっており

「ジムにも通えるようになった」ととても喜んでいました

期待して田中式を行いましたが

天蓋付近の擦過が足りずまだまだ出血します

もうしばらくBスポット療法を勧めました

 

症例4 54歳女性

めまいを主訴に受診した患者さんで保存的加療で軽快しないためBスポット療法を勧めました

youtu.be

Bスポット療法で出血します

また膿性の分泌物を認めます

あとから患者さんに聞いたところ後鼻漏は20歳位からあって

ずっとあるのでそれが病的だとは思っていなかったとのことです

 

 症例5 35歳女性

平成28年5月から再度Bスポット療法を行いました

今回は簡易式3ヶ月・留置式3ヶ月行いましたが症状変わらず評価目的に田中式を行いました

youtu.be

Bスポット療法を行い一度後鼻漏が軽快するも

数か月ののちに再燃し再診される患者さんもいらっしゃいます

 

今回で2クール目のBスポット療法を行いましたが著しい出血を認めました

更に3ヶ月Bスポット療法を行い

ご本人の後鼻漏のVASスコアは2と軽快傾向を認めます

 

ファイバー挿入し上咽頭を観察したところ

 

「後鼻漏」

 

の付着を認め…

 

Bスポット療法を行いましたが

治療効果を認め出血は軽微になりました

もう少しBスポット療法を続けます

 

 症例6 43歳女性

後鼻漏で歌いづらい事を主訴に当院受診されました

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歌い手さんは上咽頭で声を共鳴させるので容易に炎症を来すものと考えています

2年前から歌手活動を再開された様ですが

後鼻漏で歌いづらくなるようです

一見正常な上咽頭ですが

天蓋付近に炎症を認めBスポット療法で容易に出血します

 

 

音声治療(ボイス)に力をいれている耳鼻科医はBスポット療法を行っています

先日の第4回病巣疾患研究会で萩野仁志先生(はぎの耳鼻咽喉科 玉川学園)もBスポット療法について講演されており、音声治療に造詣が深い耳鼻科医の1人です

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はぎの耳鼻咽喉科

 

症例7 42歳 男性

1か月前から咳が止まらないことを主訴に当院受診されました

内科を1か月前に受診しムコダイン、フスコデを処方された様です

youtu.be

1か月の乾性咳嗽ですと「咳喘息」の診断で気管支拡張剤を処方することが多いですが

専門外来を受診されたので田中式を行いました

 

咽頭を観察したところ

「あ~○○感染症だ!」

って思いました

 

○○感染症…のちのブログで詳しくお話しします

 

まだ発症間もないので抗生物質を処方しました

Bスポット療法も継続して行います

咳喘息の患者さんは約1か月(約4回)のBスポット療法で軽快することが多いです

(他の疾患よりも軽快するのが早いです)

 

金曜日午後の専門外来を受診した再診の患者さんは簡易式を行うため

動画で供覧できません

 

可能な限り動画のアップを続けたいと思います