Bスポット療法士のブログ

慢性上咽頭炎とはどのような病気なのか?その治療であるBスポット療法とはどのようなものなのかをお伝えするブログ

頭痛の部位と上咽頭の炎症部位が一致した症例

堀口申作先生は著書「Bスポットの発見」で

頭痛(片頭痛)と慢性上咽頭炎の関連について書かれています

 

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今回「片頭痛発作」時に当院を受診した患者さんで

頭痛の部位と上咽頭炎の炎症部位が一致した症例がありました

 

頭痛や上咽頭痛の部位が塩化亜鉛の擦過で出血する部位と一致することは多いです

 

内視鏡下にBスポット療法をしていて

出血が著しい部位を再度擦過し

「ここ痛いでしょう!?」

と聞くと

「そこです!!」

 

 

 

 患者さんの頭痛は右側頭部から頭頂部でした

再診時には頭痛なく

また上咽頭を塩化亜鉛で擦過しても出血しませんでした

 

youtu.be

 

 ※動画を再編集しています(29年2月21日アップのものと異なります) 

 

 

 

堀口申作先生は頭痛(片頭痛)は慢性上咽頭炎の放散痛・関連痛と報告しています

 

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※この図は「頭痛と鼻咽頭炎」堀口申作 日耳鼻65巻 p1360~1367 1962年

 から引用しました

 

堀口申作先生はこの論文の結語で

『頭痛を主訴又は併訴として訪れた患者32例について 全例に期確な鼻咽腔炎(一部は下鼻遂炎)の存在を確認し この部の局所治療のみによつて頭痛を根治せしめ得た なおこの際 鼻咽腔各部の触痛挫炎症は頭痛各部位と密接なヌ寸応関係を示し 局所治療のみにより鼻咽腔炎の治癒と平行して頭痛も消失して行くのを認めた』

と述べています

 

頭痛の部位と上咽頭炎の炎症部位が一致し

塩化亜鉛の擦過で同部位に著しい出血を来しました

 また

片頭痛の症状がない再診時にBスポット療法を施行しましたが出血しませんでした

 

頭痛と慢性上咽頭炎の関連を説明できる動画だと思われブログでアップしました