Bスポット療法士のブログ

慢性上咽頭炎とはどのような病気なのか?その治療であるBスポット療法とはどのようなものなのかをお伝えするブログ

Bスポット療法専門外来 3月3日版

今日は

新患3人 田中式5人 栄養療法新患1人 再診15人

と先週とうって変わって満員御礼状態でした

 

一番遠い方は茨城県つくば市の方でした

 

関係ないですが…

今日3月3日は「ひな祭り」ではなく、耳鼻咽喉科的には「耳の日」なんです

で~平成17年3月3日にもぎたて耳鼻咽喉科が開院しました~

開院記念日にBスポット療法の専門外来をやってるというのは…感慨深いです

 

 

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今年はBスポット療法さらにがんばるぞ!!

の気合の現れ!?帯は「ふれっしゅ君Bスポット療法を行う」にしました~

 

 

症例1 36歳女性 久々にBスポット療法しにきました

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当院最終Bスポット療法歴は平成26年の11月です

治療熱心な患者さんで当院のみでなく千葉まで行って6スポット療法を受けに行ってました

 

2年4カ月ぶりに受診されました

IgA腎症で扁摘ステロイドパルス療法後も尿蛋白、尿潜血3+もBスポット療法で寛解されました

その後出産しIgA腎症増悪することなく経過されています


今回ネットで

「もぎたて耳鼻咽喉科でBスポット療法の専門外来が出来た」という情報を聞いて

久々に上咽頭の状態がどうか!?との訴えで受診されました

田中式を行うと著しい出血を認め慢性上咽頭炎の状態でした

うーんIgA腎症悪化してなくてよかったと思います

可能であればしばらくBスポット療法を続けるようにお伝えしました

 

 

症例2 63歳女性 

初診は平成28年6月で左歯痛を主訴に当院受診されました

近医歯科受診しレントゲンを撮ったところ左上顎洞炎を認めるとのことで耳鼻科受診勧められました

3ヶ月マクロライド少量長期投与を行い副鼻腔CT施行し左上顎洞に軽度陰影を認めるも経過観察としました

1か月経過し「まだ後鼻漏が残る」との訴えで再診しました

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田中式で評価すると軽度の慢性上咽頭炎を認めました

3ヶ月のBスポット療法を行いました

 

再度内視鏡下で評価すると…

慢性上咽頭炎はだいぶ軽快し、上咽頭の左に出血部位を認めますが軽度でした

咽頭に痰が多く

よくよく観察すると両下鼻道から上咽頭へ排泄されているだろう

「副鼻腔性の後鼻漏」

を認めました

先週風邪をひいたためと考えられます

副鼻腔炎の保存的加療を再開することにしました

 

以前から多い臨床経過の1例だと思われます

茂木立も普通の耳鼻科医の1人ですので、普通の耳鼻科疾患は普通に対応します

 

色んな疾患…標準治療で軽快しない場合にBスポット療法を始めます(Bスポット療法について説明します)

 

 

症例3 39歳女性 他院でBスポット療法を行うも症状軽快しない

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千葉県にある杉田耳鼻咽喉科医院で約20回のBスポット療法を施行されていた模様です

大阪の田中耳鼻咽喉科に行く前にもぎたて耳鼻咽喉科内視鏡下の評価をしてほしいとのことで受診されました

 

田中式で評価するときちんとBスポット療法をされている様でそう出血しませんでした

 

天蓋方向のBスポット療法を約3ヶ月追加治療を行いました

途中からご本人の後鼻漏の症状は軽快しましたが鼻痛、黄色鼻漏を自覚するようになり

内視鏡下で鼻痛の疼痛点を探して同部位にBスポット療法を追加しました

 

鼻腔内の症状を来す場合は6スポット療法の中鼻道方向の処置を追加しますが

今回は下鼻甲介の処置を追加し経過観察してみます

 

 

千葉県は私がBスポット療法を始める以前からBスポット療法を行っている耳鼻咽喉科が2件あります

杉田先生は「慢性上咽頭炎」「Bスポット療法」に対する学会報告や論文投稿されている耳鼻咽喉科医の1人です

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www.sugita-ent.com

 

 

 症例4 40歳男性 5年来の後鼻漏

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茨城県にはBスポット療法を行っている耳鼻咽喉科はありますか?

情報ある方お願い致します

 

一見炎症が無さそうでしたが

天蓋方向の擦過で出血しました

しばらく天蓋方向のBスポット療法を行い経過観察します

 

 

 症例5 39歳女性 肺炎を繰り返す

気管支拡張症に?肺炎を繰り返しており、大学病院に肺切除目的に紹介されましたが

もうしばらく経過観察になったとのことです

何か免疫を上げる治療をしてほしい!?との訴えでBスポット療法を行っています

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 簡易式、一時期は留置式などBスポット療法を1年半以上行っています

治療効果判定目的に田中式を行いましたがまだ炎症を認めるようです

当初の目標の肺炎はBスポット療法を行ってから来していません

Bスポット療法のおかげ!?かどうかは実際はわかりません

 

まえから話している「とある感染症」に罹患していた可能性を考えますが

まだそのお話はやめておきます

 

 

症例6 47歳男性 3か月前からの後鼻漏

3か月前に親知らずを抜歯

抜歯窩が上顎洞と交通し!?それは閉鎖するも症状変わらず

副鼻腔CT施行も後鼻漏の原因はないとのことです

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慢性上咽頭炎でした

抜歯の問題は関係ないものと説明しました

しばらくBスポット療法で経過観察を行います

 

 

症例7 45歳女性 上咽頭痛 のどの違和感 後鼻漏

youtu.be

 数か月のBスポット療法で一度軽快(寛解?)するも症状が再燃される方がいらっしゃいます


この患者さんは今回が2クール目のBスポット療法です
やはり以前は田中式で評価してなかったため塗残しがあったものと思われます


症状再燃し再度5カ月のBスポット療法を行いましたが本人の自覚症状は軽快無く

また内視鏡所見も著しい出血を認めます


本人の訴える部位のBスポット療法を丹念に行う事で3ヶ月後の所見は軽快傾向にありました


以前からお話ししていますが田中亜矢樹先生の功績は素晴らしいものです

田中式を行う事で慢性上咽頭炎の治癒率が向上したと思っています

 

 

※「他院で軽快しない」は他の耳鼻咽喉科批判ではありません

 

あと田中亜矢樹先生はわかって頂けると思いましすが

「田中耳鼻咽喉科(大阪)に行きたい」

という患者さんをうちで塞き止めようとも思っていません

日本一のBスポット療法士の治療を受けたい!と思う患者さんの気持ちはわかりますし

自分も田中先生に田中式をやってもらおうと思ってますし

(それは大阪で学会がある時)

 

だいぶBスポット療法専門外来での症例内容を発信できた(できつつある)と思っています

今後はレアなケースなどをアップしていきたいと思っています