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Bスポット療法士のブログ

慢性上咽頭炎とはどのような病気なのか?その治療であるBスポット療法とはどのようなものなのかをお伝えするブログ

Bスポット療法専門外来 part6

Bスポット療法 慢性上咽頭炎

今日のBスポット療法専門外来は

新患2人、田中式7人、再診15人でした

 

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※堀口申作先生です

 

鼻咽腔炎の定義!ですが個人的には論文などから

「軟口蓋背面を主とする鼻咽腔粘膜の擦過触痛と擦過による出血並びに塗抹標本で炎症所見を認める」

 

現代風に言うと(論文からだけど)

『上咽頭処置の際の擦過痛と局所の出血を来す場合』

 

すなわち

 

Bスポット療法を行う事により粘膜から出血を来し(他覚的所見)、患者さんが治療により疼痛を認める(症状)場合が慢性上咽頭炎の定義だと思います

 

 

症例1 27歳女性 IgA腎症で尿所見の悪化

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田中亜矢樹先生は論文

「 慢性上咽頭炎の上咽頭塩化亜鉛擦過療法 がIgA腎症に著効した一例( 口腔・咽頭科 28(3): 326-326, 2015)」

でBスポット療法で良好に経過したIgA腎症例を報告しています

 

患者さんはIgA腎症に対し7年前に扁摘パルス療法を行いその後経過観察中でした

尿所見が悪化しBスポット療法目的に当院に紹介されました

思ったほど頻回のBスポット療法が出来ずアデノイドからの出血もコントロールできていません

その後も血尿、蛋白尿が継続しており、アデノイド摘出、追加のステロイドパルス療法が必要になるかもしれません

 

 

 症例2 34歳 女性 他院でBスポット療法を行っているが…

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他院でBスポット療法を6回行っています

自宅ではミサトールリノローションで鼻うがいをしています

評価目的に田中式を行いましたが

即白(即時的白色化現象)を認めますがそう出血しません

天蓋方向の擦過で疼痛を認めます

 

他院でのBスポット療法やミサトールの鼻うがいも効果あるのが所見でわかります

町田からいらした患者さんなのですが川崎市宮前区に来る用事があるため

当院で約10回の追加治療を行いまた評価します

 

 

症例3 48歳女性 半年前からのどの奥に痰がある

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半年前からののどの奥に痰がある訴えで当院受診されました

喉頭ファイバーで喉頭・下咽頭に所見はありません

咽頭は炎症所見を認めます

 

その場合は患者さんに説明し引き続きBスポット療法を内視鏡下に行います

約3ヶ月のBスポット療法でご本人のVASスコアは5点まで低下しています

咽頭は即白は認めますが出血はほぼ認めません

もうしばらくBスポット療法を続けて経過観察してみますが

咽頭炎としての所見は軽快傾向にあると思われます

 

以前から堀田先生の「鼻うがい健康法」や田中亜矢樹先生のホームページにも

記載がある通り約16回のBスポット療法(3~4カ月)で一度内視鏡の評価をしています

所見は軽快傾向あるも症状が残る場合は他に痰を来す疾患を探す必要もあります

 

 

症例4 66歳女性 1年前から後鼻漏 痰がのどにへばりつく

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1年前からの後鼻漏、のどの奥に痰がへばりつく事を主訴に受診されました

診察のたびに

「先生!のどのへばりつく感じがとれない!」

と訴えられます

『まずは3ヶ月頑張って処置しましょう!』

とBスポット療法を続け田中式で評価しました

 

症例3も症例4もBスポット療法をはじめて3ヶ月の所見です

経過の違いは個人的には副腎疲労の状態の違いだと思っています

 

症例4の患者さんは栄養療法で行う血液検査を行い栄養療法的にも評価しようとおもっています

 

 

Bスポット療法の専門外来をはじめて5カ月経ちました…

新患の方は1例を除いてみなさん慢性上咽頭炎でした

患者さんのネット検索能力が高いのか

「自分が慢性上咽頭炎では?」

と思っていらっしゃる患者さんはほぼ慢性上咽頭炎です

 

1人でも軽快するように治療しています

 

初診の患者さんにも

「まずは3~4カ月頑張りましょう」

と説明しBスポット療法を開始します

3~4カ月で軽快しない方と軽快する方の違いが何なのか!?

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