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Bスポット療法士のブログ

慢性上咽頭炎とはどのような病気なのか?その治療であるBスポット療法とはどのようなものなのかをお伝えするブログ

Bスポット療法専門外来4月7日版

今日のBスポット療法専門外来は

新患6人、田中式7人、再診6人でした

 

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新患は埼玉県白岡市、千葉県市川市、東京都練馬区、神奈川県厚木市、神奈川県鎌倉市川崎市麻生区からの患者さんでした

 

以前に大学病院から派遣で白岡中央病院耳鼻咽喉科に勤務したことがあり

(日大医学部は板橋区にあり、埼玉県に強かった!?ex.上尾中央病院グループ)

レアな地域ネタ懐かしかったです

 

 

症例1 57歳女性 初診時主訴2か月続く咽頭痛 診断:慢性疲労症候群

初診は平成28年4月です。

数年前から更年期障害があり、どこの医院にいっても更年期障害といわれた様です。

慢性的にのどが痛く、のどの奥が乾燥してる感じ。

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Bスポット療法を行うと上咽頭から出血し慢性上咽頭炎の診断でした。

Bスポット療法を行っていくうちに

「先生!やればやるほど元気になるんだけど!?」と言われ

話を聞いてみるとPS(performance status)は3でした。

もうそろそろBスポット療法を開始して1年になりますが、PS3からPS1になり、

また上咽頭症状もVAS10→1ともう少しです。

ここまでよくなればゴールはもう少しなんだと思います。

ただし上咽頭処置でまだ出血する部位を認めます。

 

 

 

症例2 42歳女性 後鼻漏、上咽頭痛 歯の治療をしているが治らない

歯の根っこの治療しているが4か月治らない、そうこうしている間に後鼻漏、上咽頭痛をきたすようになった様です。

内科で風邪の診断で治療するも軽快しないため当院を受診しました。

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Bスポット療法3か月で右上咽頭を中心に出血しています。今回Bスポット療法施行7か月目の評価でしたがまだまだ出血します。

 

「ここ最近通院できなかったから悪化した!?」とおっしゃってましたが

この点は科学的にどうなんでしょうか!?まだまだ検討する必要があると思います。

個人的には蓄積だと思っていて、そう説明しています。

数週間やらなかったからといって0にもどるとは思いませんが

 

 

 

症例3 49歳 女性 鼻閉、後鼻漏

鼻閉を主訴に耳鼻咽喉科を受診し血液検査を施行するもアレルゲンは陰性。

後鼻漏は飲食後に一時的に悪化する。12月末に寒いところに行ってから症状悪化した!?とのことです。

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慢性上咽頭炎とは関連ないですが、耳鼻咽喉科医は鼻内所見でアレルギー性鼻炎を判断します。

下鼻甲介という構造物が普段は赤いのですが白くなります。

また血液検査でアレルゲンと言ってアレルギーを起こす原因を検索します。

ただしここで注意点があります。

最近言われているLAR(Local Allergy rhinitis)という考え方ですが

鼻内局所でアレルギー反応をしているので必ずしも血液検査をしてもアレルゲンが同定されないというものです。この場合はろ紙ディスク法でアレルゲンを検索します

 

症例は発症4か月とのことですが、Bスポット療法を行うと著しい出血と上咽頭からの濃の分泌を認めます。

この方も他院との併診ですが、それは悪くないと思います。

 

 

 

症例4 24歳女性 鼻臭、口臭、後鼻漏、乾燥感

慢性上咽頭炎の診断で現在まで146回のBスポット療法を受けています。

内視鏡下の治療でないので上咽頭がどうなっているのか!?知りたいとの訴えで受診されました。

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咽頭所見で泡沫状の分泌物が付着しています。

アデノイド!?が少し残っているようです。ただし同部位の擦過で出血はしません。

咽頭を擦過すると一部出血している部位もあります。

天蓋の擦過でどうなるか経過観察していくしかないんだと思います。

 

慢性上咽頭炎と口臭の関連について!検討するべき課題があります。どうでしょう!?

鼻呼吸をしていれば口臭はでないはず!?というのは短絡的なのでしょうか?

 

ストレス多いと交感神経優位で口呼吸、頻呼吸で悪循環、その状態で口臭するのはまあ当たり前なんだと思っていますが。

 

 

 

症例5 36歳男性 10年来の上咽頭の腫れ、後鼻漏

上記主訴で受診されることが多いですが、さらに他の患者さんもいう

「声が出しづらい」「お酒を飲むと悪化する」

も認めるようです

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この方は他のBスポット療法施行クリニックでBスポット療法の適応がない!との診断だったようですが、しばらく当院でBスポット療法を施行しようと思います。

 

 

 

症例6 27歳男性 上咽頭痛、乾燥感

この患者さんは約3年前に他のBスポット療法施行クリニックメインで加療され、当院には2回受診した程度でした。

転居後はそちらには行っておらず久々にBスポット療法目的に受診されました。

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天蓋の擦過が必要な症例と考えます。

遠方のため外来でセルフBスポット療法を指導しました。

セルフもできそうな方とそうでない方がいて…

先日の出血のリスクも説明しましたが、いちど茂木立が処置して大丈夫そうなので、

3か月セルフ施行後再度内視鏡で評価することにします。

 

 

 

症例7 48歳男性 後鼻漏

3年前から後鼻漏を認め、Bスポット療法施行クリニックと6SP施行クリニックで治療されています。

後鼻漏のVASは1とのことで、1からなかなか軽快しない!?

YouTubeを見られて「天蓋から出血するのでは?」と考え当院受診されました。

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他院で処置されてるだけあって出血しませんね。

天蓋から出血される事を期待されていた模様です。

 

もしかしたらBスポット療法をやりつくした感があるのかもしれません。

他に慢性炎症があるのかも?動画では映ってませんが、右中鼻道から粘稠度ある分泌物が上咽頭方向に来ています(下記図)。慢性副鼻腔炎もあるのかもしれません。

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症例8 59歳女性 後鼻漏が臭う

新宿耳鼻科の毛利先生からご紹介されました。慢性上咽頭炎の診断でBスポット療法目的に当紹介されました。川崎市在住の方なので。

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毛利先生ありがとうございます。

しばらくBスポット療法行いたいと思います。

 

 

 

症例9 43歳女性 4年前からの後鼻漏

youtu.be

以前にお話ししたかもしれませんが、普段から当院を受診されている患者さんは早めに茂木立がBスポット療法を勧めるため治癒までの期間が早い!印象がありました。


最近は数年来の後鼻漏の患者さんが多いです。
この患者さんは3ヶ月でVAS5、6か月でVAS2、こういった経過が多い気もします。
だいたい9カ月で治癒する場合が多いでしょうか?

今後統計をとり結果出ましたら報告したします。

 

 

症例10 46歳女性 浮動性めまいが軽快しない

浮動性めまいが2か月軽快しないことを主訴に当院受診されました。

腸の癒着による疼痛を認めるとのことです。蕁麻疹も出やすく、うつ症状もでている状態です。

youtu.be

SDS56点、STAI75-65、CMI 疲労>泌尿器科、IV 抑鬱、怒り

浮動性めまいもとある感染症との関連があり、Bスポット療法で経過観察していこうと思っています。

 

 

 

Bスポット療法専門外来をはじめてはや6ヶ月が経過しました。

再診患者さんの予約が取れない状況は申し訳ありません。

今回の様に初診患者さんや田中式の患者さんが多くなると予約通りに診療ができません。

改善点はあるかと存じますが今後とも頑張っていこうと思っています。