Bスポット療法士のブログ

慢性上咽頭炎とはどのような病気なのか?その治療であるBスポット療法とはどのようなものなのかをお伝えするブログ

天蓋の話 再び

天蓋(てんがい)の話 再び

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直の綿棒だと上咽頭のやや上方に塩化亜鉛が塗れてるんだと思います

(ただし人の解剖はそれぞれ少し違うので…)

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※この図は

Oropharyngeal Cancer Treatment (PDQ®)—Patient Version - National Cancer Institute

のものを一部改変しています

 

 

綿棒の先を曲げると~

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この様にピンク色で示されている上咽頭天蓋を塗ることが出来ます

 

 

前方からだと…

 

1、直綿棒は赤で示した部位に塩化亜鉛を塗ることが出来るんだと思います

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2、経口法は?

これも反射や解剖の違いで個人差があると思いますが、下記の範囲を塗れているんだと思います

咽頭反射が強くない方は経口からの処置で天蓋まで塗れる可能性もあります

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3、では内視鏡下で曲がり綿棒を用いると…

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更に上方の上咽頭および天蓋に塩化亜鉛を塗ることが出来ると思います

もちろん直綿棒で塗れる範囲や経口法で塗れる範囲も内視鏡下に塗ることが出来ます

 

 

 

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こんな感じで解剖学的にご理解いただけますでしょうか?

 

 

セルフをして治療効果が上がらない場合

近医でBスポット療法を行っているが良くならず、治療法が経口法のみの場合

近医でBスポット療法を行っているが良くならず、経鼻は直綿棒でのみ行われている場合

 

それ即ち…

 

「Bスポット療法効果なし!」

 

になってしまう恐れがありますがそうではなく

 

天蓋に塩化亜鉛が塗られてない可能性!

 

を考えるのでいいと思います

何度も言いますが一度は内視鏡下の評価が必要なんだと思います

 

現在の治療で効果がある場合は、そのままその治療を続けるのでいいんだと思います